vol.1 体感予報/鯛野ニッケ先生

こんにちは。初めまして、逸姫です!つい先日はてなブログを使い始め、今回初めてブログを投稿してみたいと思います!

 

このブログでは、私が読んできた数々の商業BLを、客観的、主観的に語っていきたいと思います!拙い文章ではありますがお付き合いください!

 

 

記念すべき第1回目は、こちら!

鯛野先生による『体感予報』をご紹介したいと思います。界隈的には、割と有名?なのかな。タイトルはずっと前から聞いていて、買おうかずっと悩んでいたところに友人からのおすすめ。これは読むしかありませんね。

 

 

 

 

➊ストーリー

気になるストーリーの方は、というと、一日中天気ばかりを放送するネットニュースの気象予報士・瀬ヶ崎瑞生 × 売れない男性向けエロ漫画家・棚田葉、という組み合わせ。大学の同期らしく、葉くんは瀬ヶ崎さんの身の回りの世話をするという契約のもと、同居をしています。

甘すぎず、重すぎず、といった適度な温度感の二人が素敵です。

 

 

➋容姿・関係性

ヴィジュアルを気にする方って多いと思うし、自分もそうなので容姿とか、客観的にみた性格なんかをまとめていこうと思います。

 

受けくん・棚田葉

黒髪。マッシュっぽいかな、って髪型。これは表紙になってるので言いたいことはわかるはず……髪型のせいなのか、単純に造形なのか、童顔な印象がありました。可愛いですね。身長はあんまり高くなさそう。公式で情報出てるのに私が見落としてるとかだったらすみません🙏

 

攻めくん・瀬ヶ崎瑞生

金髪かな。金髪よりはちょっとマイルドな雰囲気。仕事できる男の髪型でした。ほんとにね、ビジュが私的にはすごい好みなんです。物腰柔らかで、柔らかーいお顔してるんですね。表は。表“は”。とにかくお仕事できる。エリート系。スーツがすごーくお似合いです。

 

彼らの関係、先述の通り大学の先輩後輩だそうです。漫画家と気象予報士ですからね、きっと学部は違うんでしょう。とにかくタイプは違うことは確かです。生粋の陽キャ、瀬ヶ崎先輩ですからね。

 

 

➌濡場

ここにきてやっとこさ濡場がどうか、という話をしていきたい。正直な話、私は濡場目当てで読んでなかったりするのでここのレビューは信憑性は低めです。あくまで、ストーリに重点を置いた場合の濡場がどうか、という観点で見たいと思います。

 

回数に関してはかなり多めかと思います。初っ端からぶっ飛ばしてますしなんなら、そういう漫画です(?)

気になってる方なら多分どっかで見たことあるな、って情報だと思うのでぶちまけると、翌日が晴れの日だけセッするっていう話なので、晴れがあればあるほど、いや、なくたって濡場は多くなるというものです。

糖度はどうでしょう。最初の方はそこそこ、といったところ。後半にかけて紆余曲折あって彼らが互いを理解し合うことで糖度は増しているように感じられました。

 

 

➍私的性癖

私、特殊性癖というものを持ち合わせておりまして、体調不良描写や精神不調描写、スカもの、などなどさまざまな可哀想〜なシーンを好んでいるのですが、ここではそれらについてお話ししていきたいと思います。これは本当に主観でしかないので、同じ性癖の方には刺さるでしょうし、そうでない方にはきっと全く興味のない項目となるでしょう。

 

『体感予報』はあまり上記のような特殊性癖に刺さる描写がありません。敢えて言うなら、ときめきを感じたのは、《すれ違い》です。

大きすぎるすれ違い、というよりは軽い認識と違い、という感じです。あまり長く引き摺らない感じなのでやっぱりときめき度は低いかな……

 

 

➎号泣度

こちらも独自の評価。涙脆いので、というかよくわからないところで感傷的になって泣くので、これは本当に何よりも参考にはならないです!悪しからず…

基本的に、かわいそ〜っていう感じのところで泣きます。勘違いされて酷い扱いを受けたりだとか、過去に可哀想な出来事があって、とかそんな描写を受けて泣きます。

ぶっちゃけ『体感予報』は泣かなかったです。葉くんの優しさとか、瀬ヶ崎さんの不器用さとかにきゅんとはしましたが、泣くほどの可哀想な場面とかはなかったです。

 

 

 

 

以上、客観的、主観的に、独自の観点も交えながら評価してきましたが、最後の感想として、「サイコーだ!!!」ということだけは伝えておかなければなりません。買うのを迷ってる方、是非買ってください!!後悔はさせません!!

 

 

 

 

 

『体感予報』/ 鯛野ニッケ先生

株式会社リブレ

242ページ、823円(税込)

おすすめ度:★★⭐︎⭐︎⭐︎ 2/5